平成9年8月16日(土) 曇り  三重釣行報告(中編)

こんにちは。まいえです。

夏休みの三重での釣行記です。小物しか釣っていないにも係わらず、長くなりましたの
で3部構成とさせていただきました。^^;

[8月16日(土)](曇り)

ここ1年ほどキスを釣っていなかった(前回釣ったのも三重(紀伊長島でのボート釣り)
でした)ため、キスが釣りたいという話をすると、義父が昔(15年程前)キス釣りにいっ
ていた場所に釣れていってくれるとのことで、尾鷲方面への釣行となった。

雨模様ながら、何とかもちそうな天候の中午前4時半に出発。今回は、前回までの鳥羽
(国道23号線)とは別方向らしく、太平洋に向かって国道42号線にそってやや西向
きに南下していった。

途中、餌屋でキス釣り用にイシゴカイ3杯と浮き釣り用にアオイソメ1杯を買った。
山の中だというのに海釣りの餌や仕掛けをたくさん売っていた。

初めに着いた場所は、海山町の白浦海岸。15年前にはキスが良く釣れたとのことで覗
いてみることになった。狭い海岸ではあるが、右に小さな漁港、左には地磯といい雰囲
気。しかし、20m程の海岸の右半分には海水浴用の囲いがあり、投げられそうにない
(ここがいいポイントだったらしい)。

週末にもかかわらず釣り人の姿がほとんどなく(1組のみ)、不安ながらも投げてみる
ことにした。海岸に降りていくと子供連れのおじさんが声を掛けてくる。

「ここは初めて?」「はい」「だめだよ、投げてもヒトデしか釣れないよ」
「だめですか?」「2、3年前はよく釣れたんだけどねぇ」

義父に話すと、少しだけやってみようとのことで、とりあえず投げてみる。

ふと見ると唯一の釣り人が、先ほどのおじさんであった。暗いうちから来ていたらしい
が何も釣れなかったようである。

どこか良い場所はないかと聞いたところ、尾鷲の中部電力脇で釣れているらしいとのこ
とであった。

投げても当たりがなく、その上根がかりするため、早々に退散することにした。

少し引き返し、本命であった「島勝漁港」を覗いてみることにした。人がいなかったら
諦めて尾鷲に行くことにした。

覗いてみると奥の突堤に結構釣り人がいる。しかし、以前キスを釣っていたという先端
付近には、以前にはなかった養殖用のカセがある。投げ釣りはできそうにないため、と
りあえず偵察にいった。

突堤には20人ほどおり、大きな突堤ではないためほぼ満員状態であった。多くが沖ア
ミでの浮き釣りかサビキ釣りをしていたが、あまり釣れているようではなかった。

先端に行って聞いてみると、マダイやメジナが釣れるとのこと。半信半疑で海面を覗い
てみると沈めてあるアミカゴの中に赤や黒の魚体が見える。声を掛けると嬉しそうに引
き上げて見せてくれた。カゴの中には20cmから25cm位のマダイとメジナが3匹
づつ入っていた。

投げサビキに沖アミを付けたものと沖アミの浮き釣りでの釣果とのことで、見ている間
にも投げサビキの浮きが沈んだ。合わせが遅すぎたため、残念ながら釣れなかったが、
魚影は濃いようである。

この日はすでに満員状態であったため諦めたが、是非今度早朝に来て先端でやってみた
いと、後ろ髪を引かれながら釣り場を後にした。

  (後編に続く・・・m(__)m)

                            まいえin茨城(取手)

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