児童文化(7/22-7/24)

[7月22日]

 今日から「児童文化」です。若い先生が来て出席をとりました。その後、おじいさん先生が来て、あいさつ「おはようございまーす」。とても授業らしいです。

 午前中はまず封筒で人形を作りました。封筒(長形4)を逆さまにして、顔を描き、下側(糊代がある方)を数センチ切ります。次に封筒の下方の左右端に指を出す穴を空けてできあがりです。これに耳を付けたり、色紙を貼ったり、色々と工夫の仕方を教えてくれました。

 早く終わった人は午後の人形作りの準備を始めます。
 ひとつは、身体作りです。タオル2枚と、キルト2枚を重ねて、型紙で型を取って、型に沿ってミシンで縫います。ミシンという言葉でちょっとざわつきます。
 もうひとつは、人形の頭作りです。頭は直径10センチほどの発泡スチロールのボールをカッターの歯で削って作ります。まずは人形の型紙を作りました(私はサンプルそのままでした^^;)。

 学食でお昼を食べて戻ってくるとミシンの前に行列ができています。どうやら若い先生が縫ってくれるらしい、とのことで桑田さんと一緒に急いで並びます。結局時間切れで先生に縫ってもらうことはできませんでしたが、おじいさん先生が上手な人に頼んでも構わないと言っていたので、隣の席の山口さんにお願いしてしまいました。(お陰様で綺麗に出来ました。ありがとうございましたm(_'_)m。)

 午後からは人形の頭を掘り始めます。型紙に沿って線を引いて、指を入れる穴をマークして、カッターで切り込んでいきます。はじめはおっかなびっくり削っていましたが、なかなかクマになりません(皆さん結構苦労されています)。サンプルを見ると結構たくさん削ってあります。意を決して、大胆に削っていくと、何とかクマに見えるようになりました。耳も作りました。

 今日はここまでです。早い人はタオルを貼り付けていましたが、私は明日にしました。

[7月23日]

 今日は午前中には人形を完成させて、午後には人形劇の脚本を考えなくてはいけません。結構あせります。

 昨日作った頭にボンドを塗ってタオルを貼り付けます。余った部分はハサミで切ってしまうのですが、タオル地のためそれほど切れ目が目立ちません(うーむ、便利)。これに勇気を得て大胆に貼ります。口のまわりの部分は色を変えるため、深く切り込みを入れながら抜き取りました(後ではめ込みます)。タオルを頭に貼って、耳に貼って、口のまわりの部分に貼って、おっと鼻にも。さてバラバラのパーツを爪楊枝とボンドで付けていきます。指を入れる穴は、先生にハンダゴテであけて貰いました(中に厚紙を巻いたものを入れます)。これで完成。なかなか可愛いクマができました。

 10人のチーム(出席番号順)で人形劇をやります。人形が完成した人からどんな話にするかを相談し始めています。私たちのチーム(2班)は、「ぼくのとってもいいところ」という絵本が気に入ってこれを参考にお話を作ることにしました。さっそく、だいたいの筋を決めて、配役を決めます。主人公は、白い女の子(天使ちゃん)に決定。私は、黒いクマさんとおすもうを取ります。

 

 劇のあらすじはこんな感じです。天使ちゃんがお気に入りの場所(森の大きな切り株)に歩いていくと、クマさんが相撲を取って遊んでいます。天使ちゃんはがっかりしてお散歩に行きます。しばらくして来てみると、今度はリスさんとウサギさんがおやつを食べています(歯磨きもします)。次には、ネズミさんと猫さんが追いかけっこしています。その次にはお猿さんとブタさんが歌を歌っています。最後に来たときには誰もいません。天使ちゃんは喜んでさっきの歌を歌おうとしますが、うまく歌えません。そこにお猿さんとブタさんが来て、歌を教えてくれます。他のみんなも来てみんなで歌(幸せなら手をたたこう)を歌います。天使ちゃんのいいところは、みんなのとってもとってもいいところになりました^o^。

 

 細かいセリフなどは、パートナーと考えることになったので、黒いクマさん(渡辺さん)と相談して、気の強いくまと気の弱いクマの掛け合い漫才のようにしました。また途中でチョンマゲとマワシを付けます。さて上手く行くでしょうか。

 

 最後にみんなで通してやってみて今日は帰ることにしました。明日は午後から上演です。どきどき。(山口さんはお嬢さんの3歳の誕生日だったので急いで帰られました。もっと早く帰れれば良かったのですがちょっと遅れてしまったようです。)

[7月24日]

 さて、上演の日です。劇は隣の部屋でやります。私たちのチームが一番目にやることになったので、さっそく舞台装置を使った練習をさせて貰いました。だんだん緊張してきました^^;。

 この後、鏡の前が空いていたので練習を続けます。今日は吉原さんが音楽用にお家からわざわざ小型のキーボードを持ってきて下さいました(ありがとうございました)。自動演奏が可能なので、全員舞台にでれるようになりました^o^。これを使って流す音楽や効果音を決めました(音楽担当の和田さんお疲れさまでした)。

 さて、学生さんの演技を見せていただいた後、さっそく私たちの上演です。先生がビデオを撮っています。お猿さん(金倉さん)に前であいさつして頂いた後、幕があきます。天使ちゃん(松浦さん)登場、可愛い天使の羽がついています。上手な言い回しで観客をつかみます。続いて我々クマの出番です。なかなか練習のようには行きません。緊張してちょっとトチってしまいました。渡辺さんご免なさいm(_'_)m。セリフは貼っておいたのですが、結局見る余裕はありませんでした(置き忘れるし^^;)。次はウサギさん達(吉原さん、和田さん)とリスさん(山口さん)です。みんなで歯を磨いています。猫ぞう(三ツ井さん)とネズミの梅子(潮田さん)の登場です。三ツ井さんのハスキーボイスはなかなかです。潮田さんは台本を忘れても堂々としたものです。お猿さん(金倉さん)とブタさん(関口さん)の歌も上手でした。最後にみんなで歌を歌って、天使ちゃんの決めゼリフ。感動のなか退場です(自分の番が終わってホットしたので舞台裏の写真を少し撮りました)。

 
舞台裏は大変です。

 この後、おじいさん先生の評価です。最初なので甘くしていただいたかとは思いますが、ほめて頂きました^o^。よかったー。後は皆さんの演技をリラックスして見ることができました。皆さん、とても上手でした。3日間でもやれば出来るものですねぇ。では。

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